January 8, 2008

日本はこういう国の人々を大切にすべき




(写真はビルマのお坊様、ビルマの食べるお茶「ラペッ」、ビルマ風肉団子入りピリ辛スープ)

当ブログの過去記事でも紹介した、ある日本在住の亡命ビルマ人女性・CCTさんが、在留特別許可が下りたことを祝うパーティーを開き、私を招待してくれたのでさっそく行ってみた。

板橋区某所の公民館を借りて設営した会場には、所狭しとご馳走が並べられ、会場前方舞台には3名のビルマ僧が招かれていた。在日ビルマ人の相談役として尊敬を集めているお坊様方だ。

お坊様方による、「日本の皆さんへの感謝の祈り」が始まる。
パーティー客全員で手を合わせ、ビルマ人はビルマ語で念仏を唱える。

お坊様方にお布施を渡し、お坊様方が退場すると、いよいよ乾杯だ。
銘酒ミャンマービールで杯を空け、CCTさんが友人達と作ってくれたビルマ料理(生春巻き、鶏肉と春雨のスープ、鶏のから揚げに野菜の餡を詰めたもの、ピータン、ミミガー、焼そば、タピオカ入りココナッツミルク)に舌鼓を打った。

楽しかった。こんなに幸せで満ち足りた気分になったのは久しぶりだった。


ところで、在日ビルマ人がらみのこんな映画があるそうだ。
もうリンクは切れてしまったが、一応URLも明記しておきます。
-----------------------------

【ミャンマー】日本への感謝 映画に ミャンマーのミャミャさん制作[05/31]

日本に十九年住んでいるミャンマー人で、静岡県伊東市の民宿の経営者ミャミャ・ウィンさん(61)が、
「お世話になった日本人への感謝を込めて」と映画「にじいろの愛」(ティ・ソートン監督)を制作した。
「映画を通じて、親切な日本人の姿をアジアの方に紹介したい」と、ミャミャさん。上映会を六月三日、港区の高輪区民センターで開く。
(吉岡逸夫)

映画は、ミャミャさんが住んでいる伊豆と、ふるさとミャンマーが舞台。ミャミャさんが制作費二千万円を提供し、脚本とプロデュースを担当した。
出演は、ミャンマーで活躍するプロの人気俳優。制作スタッフら約二十人も同国のプロ。一部、日本人がボランティア出演している。
ミャミャさんは「ギャラが高い日本人は使えなかった」と話す。

映画は、ミャンマー人の若い女性が、伊東のミカン農園で働く父親を訪ねるところから始まる。女性は、農園の息子に恋をする。
そして、日本でミャンマー語を教えるミャンマー女性と父との過去などを知り、親子、恋人、国への愛などについて悩む。
日本とミャンマーの自然や文化が随所に紹介され、政治色はない。日本の商業映画と比べると素朴なつくりだが、ミャンマー人の心がよく分かる。
ミャミャさんは一九八八年、夫の貿易の仕事を手伝うため、長男を連れて来日。ところが、祖国で民主化運動が広がり、帰国不能になった。

事情を聴いた伊東市在住の旧日本兵の一人が、「お世話になったミャンマー人への恩返し」と、資金を出し、民宿経営を応援した。
若いころ、祖国で女優経験のあったミャミャさんは、民宿を営みながら、映画制作資金をためた。

「皆さんへの感謝の気持ちでいっぱいです。映画を通して両国の文化を知ってもらおうと思った」と語る。

映画は既にミャンマー、タイ、マレーシアなどの映画館で上映され、好評だった。日本での公開は今回が初めて。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20070530/CK2007053002020117.html
----------------------

日本人はCCTさんやミャミャ・ウィンさんのような、日本社会に感謝してくれる普通の常識を持つ在日外国人と、もっと積極的にお付き合いしましょうや。
「日本に帰化するのはイヤだけど日本の参政権は欲しい」「何としても日本人を差別して死にたい」などとほざく在日韓国・朝鮮人だけが日本人の隣人じゃありません。

それにしても、戦前ビルマ独立のために戦った日本兵の老人が、ビルマ人への恩返しに、日本に助けを求めたビルマ人を助けるとは、何とも美しい出会いだ・・・!

1 comment:

ままぞん said...

たくさんのご馳走に囲まれ,感謝のお祈りもつつがなく,心もお腹も満たされるお祝いの宴だったようですね^-^

楽しい時間が過せて,皆さん自然な笑顔だったことでしょう.

そして,ミャミャさんの映画のニュースを聞くと,
なんだかビルマと日本の間に,さわやかな風が吹いてきているようですね^^

こんな美しい関係をお互いに通わせられるのも,先の大戦での日本兵たちのおかげ.
間違ったことをしていないからこそ,お互いに恩を感じることが出来るのでしょう.

もっともっとこういうお話を聞かせてくださいね^^
待っています.